記録速報：2時間51分05秒(☆自己新・茨マ新)
種目順位：141位
総合順位：147位応援ありがとうございます。
この大会への取り組みについて振り返ってみます。
全くと言っいい程練習量が足りていなかった為、
記録を出せる自信がなかった─
その考え自体がつまらない事であるのを、その時点では気付かなかった─
月間走行距離
1月 126km
2月 157km
3月 144km
4月 68.2km
5月 71.7km
6月 76.1km
7月 43.6km
8月 96.2km
9月 87.8km
10月 94.4km
平均 96.5km/月
レース前日、移動手段の乗車時刻に大幅遅刻しました。
大体、こういう時はやる気の無い状態で、
大会不参加となっていました。
今回はあきらめずに選手受け付け、宿泊地移動とこなしました。
宿泊地は姫路。一泊食事なしで3500円。
トイレの水を流したら、水が止まらなくなりました。
こういうトラブルを楽しみつつ、就寝。
朝は目覚まし時刻3時58分より少し早く目覚め、
シャワーを浴びましたが、ぬるい。昨日は正常でした。
これはガッカリですが、めげずに朝食。
5:04分の移動手段に合わせてチェックアウト。
このとき誰もフロントに居ないかと思いましたが、出てきました。
三宮まで同日開催の神戸マラソン参加者と入り乱れて、
にぎやかな雰囲気で大阪城公園駅へ向かいます。
そうそう、大阪では、エスカレーターは右側に立ちます。
そんな調子で荷物預かりまで順調にこなし、
スタート地点へ向かいます。歩く、歩く、歩く、遠い･･･。
スタートに一番近い常設トイレで用を済ませる。
Aブロックの4列目に整列完了。現在7:55。
競技役員の方からの注意事項、ブラスバンドテスト、
スタートピストルテストなどがあり、何とか時間をやり過ごす。
そして、他のランナーとの情報交換。
カッ飛んだ話、裏話、下ネタ･･･。貴重です。一期一会。
8:45からスタートセレモニー。
8:55スタートの車椅子マラソンには、パラリンピック
日本代表選手が多数招待されていました。
9:00マラソンスタート。今日の計画は、
「抑える、5km20分を切らない。10km40分を切らない。
15km60分を切らない。」というシンプルなもの。
他には、「給水は5kmごとにアミノバリューを2回。
腰に巻いたベルトに入っている糖質ジェルは17.5km、23kmで摂る。」
「最短ルートを走る。無理な追い越しはしない。」といった感じです。
招待選手･ゲストランナーの紹介があり、号砲が鳴りました。
リストコンピュータのスタートボタンを確実に押し、
走り出しました。しばらくすると、ゲストランナーの
中山竹通選手に追いつきました。
「ソウル、バルセロナ五輪4位の中山さん!
私の印象では前半突っ込み型。これはいかん!
後ろに下がろう。」と考えてペースを落としました。
順調にラップを刻み、7km過ぎで計画的に
用を足しました。（ラップ表参照ください）
給水も予定通りのタイミングで適量を摂り、まさに順調。
中間点で予想外の事態が･･･!
＊＊＊このままでいくと、3時間を切れてしまう。＊＊＊
一応ぼちぼちのペースで走っていても、
3時間以上かかると予想していました。
流れにまかせてさらに走ります。
27km過ぎに異変が･･･!
（20年の経験から、自分にとっての中間点は27kmと定めています。
そこから15.195kmを後半とする考え。マラソンはここからです。）
ブラスバンドの応援、曲目は「アンパンマンのテーマ」
走っている最中だが、歌いたくなりました。
どうしようもなくなって、歌いだしました。
走っているので、叫んでいるに近いです。
音が聞こえなくなったので静かに走っていると、
沿道の応援がスゴイ！感激しました。
「がんばれ～！」と手を振り、スタッフ用なのか、
ピンクかオレンジかそんな感じの揃いの手袋。
私のは、ワークマンで100円の真っ赤な手袋。
手を振り返した。お互いに手を振る。感激しました。
それからは出来るだけ手を振り、笑顔で答えました。
アースマラソンでKANPEIさんがそうしていた意味が、
やっと分かりました。
そんなこんなで山場の南港大橋。
上っていると、なにやら音楽が。
「カーステレオうるさいな」と一瞬思いましたが、
スピーカーから流れてきていました。
シンガーは ゆずで、曲目は「虹」。
一番きつい所で、さび。歌詞を良く知らないので、歌うのはパス。
その時!スタート直後に背中を見送った中山さんを見付けました。
勢いが違っていたので、下りで抜き去りました。
それからも、楽しんでフィニッシュまで元気に走りました。
それでも飽き足らず、スポーツドリンク、完走メダル、
フィニッシャータオル、給食、給水、
最後の手荷物返却所まで駆け抜けました。
とても楽しい、42kmでした。
ここでしか逢えない新たな自分に出逢えました。
帰りの新幹線はすごく混んでいました。
東京マラソン2013には、チャリティーランナーとして、
恩返しランをします。
